こんばんわ、院長の今野です。

先日、四十九日という大きな節目を終え、少しずつ日常が戻りつつあります。
少し前に、一人で映画『90メートル』を観てきました。
菅野美穂さん演じるシングルマザーが難病を患い、息子がヤングケアラーとして母を支える物語。
同じシングル親として、スクリーンに映る親子の姿を
自分たちの境遇に照らし合わせずにはいられませんでした。
胸が締め付けられるような、それでいて「親としての在り方」を激しく問われるような時間でした。
娘には、無限の可能性を広げられる人生を歩ませてやりたい。
そのために私がすべきことは、単に仕事をして健康でいること以上に、
「守るべきもの」への愛情を持ち続けること。
そして何より、「決めたことをやり抜く姿」を見せることだと思いました。
その先にしか新しい景色は見えないし、人生の可能性は広がらない。
子供は親の言葉よりも、その生き様をじっと見ています。
だからこそ、私はどんな困難からも逃げず、諦めずに挑戦し続けたい。
娘の前で、しょぼい生き方だけはしたくないんです。
現実は、楽なことばかりではありません。
昨日も深夜に帰宅し、疲れ果ててリビングのドアを開けました。
すると、机の上にミスドの箱と一通の置き手紙が。
ミスドは娘の好物で、いつもは私が買って帰るもの。
でも昨日は、娘が私のために用意してくれていました。
「全部食べてね。甘いものは疲れが取れるから、元気になってくれたらいいな」
先日、中学の入学式を終えたばかりの娘。
制服姿に頼もしさを感じていましたが、その心もいつの間にか、こんなに優しく、強く育っていたんですね。
一人で映画を観て誓った「強くあること」への決意。
でも、帰宅して娘の優しさに触れたとき、この温かな環境があるからこそ、
私は何度でも立ち上がれるのだと確信しました。
逃げない。諦めない。
娘の優しさを力に変えて、明日からもまた、胸を張って一歩ずつ進んでいこうと思います。